「道ならぬ純愛」終了いたしました

2015年2月21日

こんばんぬわ。

本日で「道ならぬ純愛」が終了しました。

主催のようすけさん、ギャラリースタッフのみなさま、お越しくださったみなさま、ご一緒させていただきました作家のみなさま、ありがとうございました。

とても興味深いテーマの展示に参加させていただけて、楽しかったです。

テーマのある展示に参加するということは、もちろん自分の好きなようには伝えたいことを伝えられるわけではないので、制約がある中で、自分の表現方法やコアな考えを崩さずに作品を作れるかどうかがキモかな～と勝手に思ってます。

ちなみに今回は「道ならぬ純愛」ということで、新しく描いたものが以下ご紹介させていただく3点です。

【ナルキッソスの囁き】

「道ならぬ純愛」に向けて、一番最初に描き始めた作品です。

「道ならぬ～」ということだから、同性愛＝百合作品にしようっていう作品じゃありません。

純愛なんて他者間では成り立たないとわたしは思っていて、何も計算もなく愛しているのは自分のことだけだと思うんです。一方で自分に対する嫌悪も紙一重だと思うのですが。

というわけで自己愛をテーマとした作品です。

【projection】

こちらは「ナルキッソス～」が停滞してた時に描き始めた作品です。

ひどく体調の悪いときにラフを描いた記憶があります。

「恋愛とは自己投影である」という作品です。

他者に自己を見出し、自己を他者に投影する。

そこで純愛とも言えるべき思い込みによる愛が成立するのではないでしょうか。

【愛撫】: 開催間近になってから、酔っ払った勢いでほぼ1日くらいの作業時間で描いた作品です。
「嘘つきなあなたを愛しているの」
彼女の腕に抱かれた彼女はまた新しく生まれ変わるのです。

ちう感じの3作です。

わたしが描いている絵は、いつもわたしのその時期の気持ちを代弁していて、きっと遺書みたいなものだと思っているのです。

ですが、自分の込めた気持ちは自分だけのものなので、とりあえずわたしの解説は置いといて、ご覧下さったみなさまが何か思ってくれたらいいなっていつも思っています。

わたしはいつでもさようならを言えるように、たくさん描き残していこうと思います。

ところで次回の展示ですが！

です！

まだ3月用の絵は描き始めてもいねえ。

あまじょっぱい。

marukomayu.com