2014年12月9日
自主企画のあれこれ・その1「暗黒少女展」
こんにちま。
まるこめは絵を描いてたりするんですけど、そのかたわら合同展の企画をしてたりもします。
シリーズ化している合同展について、ちょっとずつご案内させていただこうかと思います。
「暗黒少女展」のこと
まるこめが一番はじめに企画させていただいた合同展です。
自分の絵はネガティブな感情で成り立っていて、だけどネガティブな感情って世間ではわりと否定されることが多いなって思ってたんですね。
「前向きにがんばってれば良いことあるよ!」みたいな風潮って昔からあるじゃないですか。
嫌いなんです。そういうの。
なんの事情もわからん人たちから、ポジティブに!とか、前向きに!とか、人の幸せを一緒に喜ぼう!とかを何で押しつけられにゃいかんのよ、と常々思ってましてですね。
普通に生きてて、その中で人を妬んだり、恨んだりする感情ってそんなにだめなのかっていう。
誰だって汚い感情は持ってるくせに、なんでそれを隠して綺麗事を表現しなきゃいけないんだって思ってましてですね。
特に女子って、暗いとか性格悪いとか子ども嫌いとか、そんなんじゃだめよ!キラキラしてないと!みたいな目で見られるじゃないですか。
ほっといて!ですよ、まじで。
ちうわけで、そんなくだらない周りの目に縛りつけられてないで、どろどろしてる女子はそのままそれを表現してみませんかね?っていう気持ちで立ち上げた企画でした。
もちろんほとんどは銀座モダンアートさんの知名度によるものではありますが、展示タイトルにかなり興味をお持ちくださる女子の皆様がいらっしゃいまして・・・
こちらから気になる作風の作家様をお誘いさせていただき、公募もし、無事展示を開催することができました。
vol.5まで終え、定期的に開催できる合同展となっております。
これもご参加くださった作家様や、ご協力くださるギャラリー様やスタッフの皆様のおかげです。
現在は、立ち上げた時よりも、展示が初めての作家様でもご参加いただきやすい企画展にできるようなものにシフトさせていこうと努めております。